8月30日は所属の全日本洋裁技能協会の夏期洋裁大学初日でした。
8ヶ月以上実行委員として2人で準備してきました。全国から 60人以上の受講生でした。
午前はフォーマルウエアの基本マナーと現代について日本フォーマル協会の吉村ひかる先生に講演して頂きました。
礼服の基本と歴史を詳しく学び、現代の各シーンによる服装は、まで、教えて頂きました。今後会員が注文服を受けた時などに役に立つ内容でした。
吉村先生は気さくで優しい笑顔が素敵な方でした。
午後はオートクチュールの現状について文化服装学院の大津公幸先生に、オートクチュールの歴史と現代をパリからのレポートも含め教わりました。7点の作品展示はピーズ刺繍がほどこされたり、長時間の手仕事が伺える素晴らしい作品を間近で見られました。著作権の関係上写真は載せられません。
夕方から日の出桟橋から屋形船に乗って親睦会。美味しいお料理の他に揚げたての天ぷらなど味わいました。途中デッキに出ると三日月と夜景が美しく、程よい海風に吹かれました。
18番のカラオケも出て盛り上がりました。



8月31日夏期洋裁大学2日目は、お昼休みをはさみ2時までパーソナルカラーと骨格診断を、海保麻里子先生に教わりました。受講生各人が卓上鏡を見ながら、20問に答え自己診断で自分のパーソナルカラーと骨格診断で自分に似合う色と洋服のシルエットなどを知り、今後の服作りに生かせる内容でした。
骨格診断は触ってみたりと先生が席を回ってアドバイス下さいました。
洋服は特に顔周りに近いトップスの色と衿ぐりに注意し、ボトムスは好きな色でも良いそう。
とても楽しく学べました。
その後は会員の全日本洋装技能コンクールの過去の受賞作品を11点各人の説明を聞いて、近くて見せて頂きました。最後の写真はゴッホの絵の刺繍のコートとパンツは男物の紬の着物地に芯を貼って長時間をかけて刺繍したそうです。
裏地は男物の長襦袢で虎と竹の柄です。
それぞれの力作に改めて感心いたしました。


